トイレの黒ずみ汚れの効果的な掃除方法

2021.04.28水回り

トイレの黒ずみ

しつこいトイレの黒ずみに悩まされていませんか?

トイレの黒ずみは長年放置し続けると、自力で落とすことが困難になってしまいます。

そのため、黒ずみを見つけた場合はすぐに汚れを落とすことが大切なのです。

本記事ではトイレ掃除として、トイレの黒ずみを綺麗に落とす方法についてご紹介していきます。

 

トイレの便器に黒ずみができる原因は?

トイレの便器に黒ずみができてしまう主な原因としては、便器内に付着した「ホコリ・雑菌・水垢」です。

中でも水垢は、水道水に含まれるマグネシウム・カルシウムといったものが固まってしまうことでできてしまう汚れです。

水垢ができてしまった箇所に、さらにホコリ・雑菌といったものが溜まってしまうことで黒ずみ汚れは生まれます。

また便器内に残ってしまった排泄物から発生する「黒カビ」もこの黒ずみ汚れにつながってしまうことがあります。

便器のフチ・便器の裏側にできてしまう黒ずみ汚れのほとんどは、黒カビが原因であると思っておきましょう。

 

【トイレの黒ずみ落とし方法】重曹を使って掃除する

トイレの黒ずみ落としの方法として代表的なのが、「重曹を使って掃除する」という方法です。

便器内の水が溜まっている状態で重曹を使用しても洗剤効力は薄まってしまうため、効果をしっかりと発揮させるためには便器内の水は抜いておくのがベストです。

紙コップなどで水をこまめにすくい上げる方法もありますが、これでは時間がかかってしまいます。

そのため灯油ポンプを使用して水を吸い上げるようにすると便利なうえ、時短になるでしょう。

また実際に掃除に取り掛かる際には、トイレ部屋の換気・ゴム手袋装着はきちんと行うようにしてください。

重曹を使った掃除方法は非常に簡単で、1カップ分の重曹を便器内に振りかけて一晩放置しておくだけです。

放置したのち翌日ブラシで簡単にこすれば、黒ずみ汚れを落とすことができます。

最後に水で洗い流したら、重曹を使っての掃除は完了です。

重曹には消臭効果・脱臭効果といったものもあるため、トイレの気になる臭いなどもすべて取り除くことができるでしょう。

 

【トイレの黒ずみ落とし方法】重曹+クエン酸

重曹とクエン酸

重曹だけでは落としきれない場合は、重曹に加えてクエン酸を使用すると良いでしょう。

上記のように便器内の水を抜いたら粉の状態のままの重曹をふりかけます。

次にクエン酸を吸い上げた便器内の水の中に入れ、「クエン酸水」を手作りします。

そのクエン酸水をブラシに染み込ませ、その重曹をふりかけた場所を全体的にこすり洗いするようにしましょう。

重曹とクエン酸水が化学反応を引き起こし、それによって生じた「泡」がこびりついた黒ずみに有効なのです。

 

【トイレの黒ずみ落とし方法】パックするのも◎

上記2つの方法を試しても黒ずみを落としきれない場合は、重曹とクエン酸水を使って「パック」をしてみましょう。

強くこする必要がなくともパックでしっかりと染み込ませることによって、しぶとい黒ずみ汚れでも落ちる可能性が高いです。

重曹の粉とクエン酸水で泡を生じさせたのち、トイレットペーパーを敷いてパックにし長時間放置します。

便器の周辺から水が出てくるタイプの便器であれば、丸めたトイレットペーパーに洗剤を染み込ませて溝の中に入れるようにしましょう。

溝の中に洗剤を染み込ませたトイレットペーパーを入れ込むのは抵抗があるという場合、使用済みのゴム手袋を装着してからトイレ掃除を行うのがおすすめです。

黒ずみが便器内に円のようにできる「さぼったリング」が付着してしまった場合も、トイレットペーパーを当てて、その上から洗剤を振りかけるようにするのがおすすめです。

トイレットペーパーが小さすぎてしまうと、洗剤を振りかけた際にずれ落ちてしまうことがあるため、少々長めに取っておく方が良いかもしれません。

トイレットペーパーに洗剤を染み込ませた後には、そのまま10分ほど時間をおくようにします。

黒ずみを洗剤で分解するには少し時間がかかるものであるため、洗剤はつけた直後よりも、しばらく時間をおいた方が洗浄効果は高まるのです。

放置したあとはトイレットペーパーごと水で洗い流せば、便器内が予想以上に綺麗になっているでしょう。

だいたい週に1度この方法でパックを行うことによって黒カビはもちろん、同じく頑固汚れとされている「水垢汚れ」の発生を予防することにもつながります。

 

どうしても汚れが落ちない場合は…?

トイレの黒ずみ汚れを防ぐ方法

ご紹介したすべての方法を試しても落とすことができない汚れがある場合には、研磨剤が含まれたクレンザーを使用して汚れを落とすという方法もあります。

しかしこのクレンザーに含まれている研磨剤は、便器を傷つけてしまう可能性もあるため注意が必要です。

各トイレメーカーでは研磨剤が含まれているクレンザーの使用はNGだとされていることが多いため、ここまで頑固になってしまった場合には一度プロのトイレクリーニング業者にクリーニング依頼をするのがおすすめだと言えるでしょう。

 

最終手段はプロの業者の力を借りること!

業者に依頼

こまめにトイレ掃除を行っていても、一度発生した黒ずみはまたすぐにできてしまいます。

また水垢・黄ばみ・尿石といった汚れが蓄積することによって、黒ずみ以外の汚れにも悩まされることとなるでしょう。

こういった汚れは自分で完璧に落としきることが難しいです。

そのため自力で無理やり掃除を行うのではなく、プロの業者に掃除依頼をして落としてもらうのが効果的です。

なかなか黒ずみ汚れが落ちない場合でも、プロの業者専用の洗剤や道具を使って汚れを綺麗に落としてくれます。

一度でも業者にクリーニングをしてもらえば、その綺麗さが長続きするため、毎日のトイレ掃除が格段に楽なものになるでしょう。

 

トイレの黒ずみ汚れを防ぐ方法は?

どうしても汚れが落ちない場合

トイレの黒ずみ汚れを防ぐ方法をご紹介します。

 

1日1回はトイレクリーナーを使って掃除を行う

1日に1回、寝る前にはトイレクリーナーを使ってトイレ掃除を行うようにしましょう。

とくに汚れが気になる箇所・汚れが目立つ箇所は重点的に行うようにし、汚れの状態が悪化してしまう前に汚れを落としてしまうようにしましょう。

便器に雑菌が蓄積されてしまうことが無いため、黒ずみ防止になります。

 

トイレタンクに重曹を入れる

1杯の重曹をタンクに入れることで、黒ずみの原因ともなる「カビ」を防止することができます。

タンクに粉末タイプの重曹を入れて5~6時間置いておき、洗い流します。

放置時間も比較的長めであるため、就寝前に行うのが良いでしょう。

 

置き型タイプのトイレ洗浄機を設置する

置き型タイプのトイレ洗浄機は水で洗い流すたびに便器洗浄を行ってくれるため、トイレをいつでも綺麗な状態を維持することができます。

置くだけでトイレを丸ごと洗浄してくれるので、手間がかからず便利です。

汚れの種類別にさまざまな種類のものが販売されているため、汚れに合ったものを探してみてください。

 

泡タイプの洗浄スプレーを使用する

就寝前にトイレに向かって泡タイプのスプレーをかけておくことで、翌朝にはピカピカの状態になっているでしょう。

汚れに泡が密着し、こすり洗いを行わずとも汚れを落としてくれます。

 

おわりに

本記事ではトイレ掃除として、トイレの黒ずみを綺麗に落とす方法についてご紹介しました。

トイレの黒ずみは自力で落とすこともできますが、中には汚れがひどくこびりついてしまって何度こすっても落ちないこともあるでしょう。

その場合はプロの業者による力を借りることで、長年悩まされてきたトイレの黒カビ問題を解消することができるのです。

 

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日本おそうじ代行編集部

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