【エアコンクリーニング】エアコンファンの掃除方法
2022.05.26エアコンクリーニング「エアコンファンの掃除についてこれまでやったことが無い…」という方も多いのではないでしょうか?
本記事では、エアコンファンの汚れの原因やその掃除方法についてご紹介していきます。
そもそも「エアコンファン」とは何か?
そもそも「エアコンファン」とはエアコンのどの部品を意味しているのでしょうか?
エアコンファンとは、吹き出し口の内部奥にある筒状部品のことを指します。
この部分が回転することにより、エアコン内部の空気を外に送り出すことができるのです。
エアコンファンに付いた汚れの原因は?
エアコンファンに付いた汚れの原因は何なのでしょうか?
ホコリ
エアコン内部に入り込んでいるホコリはエアコンファンにも付着します。
エアコンフィルターを綺麗にしておくことによって、エアコンファンに付着した汚れも防止することができます。
高い湿度
エアコンファンの周りは温風と冷風が通るため、その温度差によって湿度が生まれ、カビが繁殖しやすい環境を作ってしまうのです。
これはエアコン内部に限らず、部屋自体の湿度が高い状態であっても同じことが言えるでしょう。
タバコの煙
部屋の中でタバコを吸う際、エアコンファンには必然的に汚れが付いてしまいます。
タバコの煙はヤニが含まれているので、茶色い汚れが発生してしまうでしょう。
エアコンファンを汚れたまま放置するとどうなる?
エアコンからの風は一度ファンを通って外に出るため、エアコンファンに汚れが付いたままにしているとエアコンからは汚れた空気が出てきてしまいます。
ほかの部分をいくら綺麗に掃除していてもこのエアコンファンが汚れていると、汚れた空気がずっと出てきてしまうのです。
汚れた空気が出続けてしまうと、健康被害を受けてしまうことも。
また、「エアコン運転効率が低下し電気代が高額になる」「カビやホコリが溜まってしまい故障につながってしまう」などが起きてしまうことも考えられます。
エアコンファンの「汚れ防止」におすすめなのは?
エアコンの冷房機能を使用することでエアコン内部に水分が発生し、湿度が高くなることからカビが発生しやすくなります。
エアコンファンの汚れの原因とも言えるカビを防ぐための方法として、エアコンの冷房使用後に送風機能を使うようにすることをおすすめします。
こうすることでエアコン内部を乾燥させることにつながり、エアコン内の湿度を下げることができるのです。
【エアコンクリーニング】エアコンファンの掃除方法
自分で行うエアコンファンの掃除方法についてご紹介します。
1.電源を抜く&床の汚れ防止をしておく
まず、エアコンの電源を抜くところから始めます。
電源を抜くことを忘れてしまうことが多いですが、これを行わないと故障のリスクが高まってしまいます。
あわせて床にビニール・新聞紙などを貼って、汚れが付かないように準備しておくこともおすすめです。
2.掃除機でホコリを吸い取る
効率的に掃除を行うために、先に掃除機で見えている部分の大まかなホコリを吸い取ってしまうようにしましょう。
こうすることによって、エアコンファンに付着している汚れを確認しやすくなるのです。
可能であれば、ハンディタイプかつコードレスの掃除機を使ってホコリを吸い取ると楽に汚れを取ることができます。
こういった掃除機が自宅に無いという場合、ティッシュを割りばし先端に巻き付けたものやハンディモップを代用することもできます。
3.エアコン洗浄用スプレーをエアコンファンに吹きかけて放置
次に、エアコン洗浄用スプレーをエアコンファンに吹きかけて掃除していきます。
エアコンファンを掃除するには、風の向き調整を行う「ルーパー」を取り外さなければなりません。
このルーパーを取り外したら、エアコンファンに向けてエアコン洗浄用スプレーを吹きかけていくようにしましょう。
エアコン洗浄用スプレーを使用する際には、エアコンファンの周りにある電子基板に液剤がかかってしまわないように注意しなければなりません。
また、吹きかける際には手動でファンを回転させながらスプレーを吹きかけていきます。
こうすることでスプレー剤がエアコンファン全体にいきわたるため、5回程度回転させるようにしましょう。
全体にスプレーがまんべんなくかかったら20分程度放置しておき、汚れを浮かしていきます。
4.歯ブラシで浮いた汚れをこすり落とす&洗剤を洗い流して乾燥
放置後、歯ブラシを使って浮いた汚れをこすり落としていき、最後に洗剤とその汚れを洗い流していきます。
洗剤を落とすための専用リンスも販売されていますが、それが無い場合にはスプレーボトルに水を入れて洗剤と汚れに吹きかけて流すようにしましょう。
洗剤と汚れを落としきったら、タオルで残った水分を拭き取るようにします。
さらに乾燥させるため、1時間程度送風運転を行い、すべて終えたら掃除は完了です。
エアコンファンの掃除に関しては、慣れてくると1時間ほどで完了させることもできます。
少々面倒に感じる作業ではありますが、できる範囲で掃除をこまめに行っておくことで健康で快適な部屋で暮らし続けることができます。
エアコンファン掃除の注意点
エアコンファン掃除の注意点としては、下記の事柄が挙げられます。
むやみにエアコンパーツを分解しない
エアコンを徹底的に綺麗にするには、パーツをすべて分解し洗浄するのが一番ですが、一般の方がむやみにエアコンパーツを分解することは推奨されていません。
知識があまりない状態で分解してしまうと元に戻すことができなくなったり、故障してしまったりする可能性があるため、注意が必要なのです。
エアコン洗浄用スプレーに直接触れない
エアコンファンを掃除する際には、「エアコン洗浄用スプレーに直接触れない」ということを意識しましょう。
刺激が強い成分が含まれている洗剤もあるため、素手でそういったものに触れてしまうことで「かゆみ」「かぶれ」といった症状を引き起こしてしまうことがあるのです。
エアコン洗浄用スプレーを使用して掃除を行う際には決して素手で行わないようにし、ゴム手袋を付けて作業を進めるのがおすすめです。
エアコンファン掃除はプロのエアコンクリーニングの力を借りるのが◎
エアコンファンの汚れに関してほとんど気にせず、何年間も汚れを放置したままにして、エアコンの使用を続けてこられた方も少なくないのではないでしょうか?
また「エアコン掃除に挑戦してみたけれど、思うように掃除できなかった…」という方もいるかと思います。
そういった方たちにおすすめなのが、エアコンファンの掃除をプロのエアコンクリーニング業者にお任せしてしまうという方法です。
何年も掃除せずに放置していると、ホコリやカビに限らず、細菌も繁殖している可能性が高いです。
いざ掃除を行おうと思っても、汚れが頑固な状態になっていて落ちない可能性もあります。
このような場合はプロに依頼してしまうというのもおすすめです。
エアコンクリーニングのプロに依頼することで、エアコン外部はもちろん内部の汚れも隅々まで落としてもらうことができ、新品同様の状態に仕上げてもらえることでしょう。
おわりに
本記事では、エアコンファンの汚れの原因やその掃除方法についてご紹介しました。
普段はあまり掃除をしないエアコンファンだからこそ、いざという時の掃除にはプロを頼るようにするのがおすすめです。
エアコンファンの汚れをすっきりと落として、エアコンの空気を綺麗なものにしていきましょう。
日本おそうじ代行編集部
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