【ハウスクリーニング】鏡の正しい掃除方法
2022.10.19ハウスクリーニング意外と汚れが溜まっているお家の鏡。
本記事ではそんな、鏡の正しい掃除方法についてご紹介していきます。
【ハウスクリーニング】鏡の汚れの原因は?
鏡の汚れとして考えられるものは、ホコリ・油汚れ・水垢の3つです。
まずは玄関・部屋に置いている姿見の鏡には、どうしてもホコリが付きやすくなってしまいます。
次に化粧をする際に使用する洗面台の鏡などには、手垢や化粧品の油汚れなどが付着しやすくなります。
最後に浴室には水気が残るため、水垢による汚れが付きやすくなります。
このような汚れをきれいに落とすには、鏡の汚れや曇りの原因別に合わせた掃除法を行う必要があります。
【汚れ別】正しい鏡掃除の方法をご紹介
汚れ別の正しい鏡掃除の方法をご紹介します。
【汚れの原因】ホコリの場合
ホコリが原因である鏡汚れの場合、まずは鏡表面に付着したホコリを除去することが大切です。
濡らした雑巾を固く絞ってホコリを取り除いていきます。
雑巾を洗うことが面倒という場合・ホコリが大量に付着している場合は、使い捨て可能な新聞紙を用いるのが良いでしょう。
新聞紙はホコリを落とすだけでなく、新聞紙に使われている油分が鏡に膜を張り、ホコリを寄せ付けなくするという効果もあります。
また使用できなくなった洋服・タオルといった古い布類を適当な大きさにカットして使用するのもおすすめです。
雑巾・布を用いて水拭き掃除を行うと、布から出てきた小さい繊維が鏡に残ってしまうこともあります。
そこで今度は乾拭きを行います。
鏡に傷をつけてしまわないためにも、柔らかい布を使ってできる限り優しく磨き上げるようにしましょう。
乾拭きを行うことで、ガラス製品はピカピカに輝きます。
乾拭きを行う際も、できる限り柔らかなマイクロファイバー製の布やガラス専用の布巾を用いるのがおすすめです
【汚れの原因】化粧品や皮脂の場合
化粧をする際、使用する鏡には化粧品の汚れ・皮脂汚れなどが付着しやすいです。
毎日の掃除では、使い捨てができる新聞紙・古布といったものを使用するのがおすすめです。
新聞紙・古布を濡らして絞り、汚れを拭き取っていきましょう。
毎日の簡単な掃除や新聞紙・古布を使った掃除では取り除けない汚れに関しては、「重曹」を用いるのが良いでしょう。
化粧品・皮脂といった油汚れは酸性の性質を持っているため、アルカリ性の性質を持つ重曹を用いることで汚れが中和し、落としやすくなるのです。
ただ重曹には研磨効果があり、粉のまま扱うことで、鏡が傷つきやすくなると言われています。
そのため、500mlの水に小さじ2杯の重曹を混ぜ合わせてスプレーボトルに入れ、「重曹スプレー」を作ることで使いやすくなります。
この重曹スプレーを鏡に吹き付けていくようにし、しばらく経過した後で拭き取ると汚れをするりと落とすことができます。
【汚れの原因】水垢の場合
洗面台・浴室の鏡に付着しやすい水垢は、アルカリ性の性質を持つ汚れです。
掃除をする際には、アルカリ性の汚れを中和させて緩ませる「酸性洗剤」「クエン酸」「お酢」「レモン」といったような酸性のアイテムを使用するのが良いでしょう。
一般的な家庭用洗剤は中性で作られているものが大半であるため、水垢の汚れも落としづらく、つい力を入れてこすってしまうことがあります。
ただ強めの力でこすってしまうと、鏡に傷が入ることがあるため注意が必要です。
酸性洗剤・クエン酸といった酸性アイテムは汚れを緩ませることができるため、力を入れる必要は無いと言えます。
【場所別】鏡掃除のポイントについて
場所別の鏡掃除のポイントについてご紹介します。
姿見
姿見に付着している主な汚れはホコリであるため、水拭きで払拭した後に乾拭きで仕上げるようにします。
姿見の鏡面積は広めであるため、粗く拭き上げてしまいがちですが、そうすることで拭き跡が目立ちやすくなっているため、注意が必要です。
拭き跡を目立たせないようにするには、一方向から拭き上げるというのがポイントです。
乾拭きの際に上から下、右から左といった風に、一方向に拭き上げることで綺麗に磨き上げることができます。
水拭き・乾拭きで大半の汚れを落とすことができますが、皮脂汚れ・油汚れがある場合には重曹を用いるようにしましょう。
油汚れは酸性汚れに分類されるため、アルカリ性の性質を持つ重曹を用いることで美しく仕上げることができます。
重曹スプレーを用いて優しくこすり、乾拭きで仕上げるようにしましょう。
浴室鏡
鏡に付着した水垢は時間が経過することで落としにくくなっていきます。
水垢が頑固な状態になっている場合には、「クエン酸パック」をおすすめします。
クエン酸のスプレーを吹き付けて、キッチンペーパー・ラップといったもので表面を覆い、乾燥を防止します。
半日程度時間をおき、柔らかな布で水拭きを行いましょう。
乾拭きをして最後に仕上げれば、水垢を取り除くことができ、ピカピカになります。
洗面台の鏡
洗面台の鏡は手洗い・歯磨きの際などに飛び散った水に加え、タオルや衣類に付着したホコリが付着しやすい場所だと言えます。
日々の鏡掃除では、水拭きを行った後の乾拭き仕上げで十分です。
ただ、汚れが目立って取れないという場合にはアルカリ性の水垢汚れに効果があるとされている酸性のクエン酸スプレーを用いるのがおすすめです。
こちらのクエン酸スプレーを鏡に吹き付けた後、15分ほど放置して水拭きを行い、柔らかな布で乾拭きをして仕上げていきます。
鏡の縁に入り込んでしまった汚れに関しては、歯ブラシを用いてかき出すことで綺麗になりますよ。
鏡を掃除するときの注意点
鏡掃除の際の注意点についてご紹介します。
鏡表面に傷をつけない
鏡の汚れをしっかり取ろうとして研磨剤入りのクレンザーでゴシゴシとこすって磨いてしまうと、傷が入ってしまう恐れがあります。
汚れの性質を知って、酸性汚れであればアルカリ性のアイテム、アルカリ性の汚れであれば酸性のアイテムを用いて中和させて汚れを浮かせるようにすることで、力を入れずとも汚れを落としやすくなります。
素手で重曹・クエン酸を用いない
とくに敏感肌の方に言えることですが、肌が弱いという方は重曹・クエン酸に反応しやすく肌荒れを引き起こしてしまうこともあります。
鏡掃除の際に重曹・クエン酸を用いる場合、ゴム手袋をつけるようにしましょう。
酸性アイテムと塩素系アイテムを混ぜて使用しない
鏡を掃除する際、クエン酸・お酢・レモンといった酸性アイテムを利用することがあります。
ただこういった酸性アイテムは、塩素系洗剤・漂白剤などの塩素系アイテムと混ぜることで有毒ガスを発生させることになります。
塩素系アイテムを使用する際には、ほかの洗剤・アイテムを使用せずに塩素系アイテム単体で使用することをおすすめします。
ハウスクリーニングで鏡の汚れもすっきり除去
「いろんな掃除方法を試したけれど、またすぐに汚れが付着してしまって次に掃除するのが面倒…」「頑固な鏡汚れがあって自力で落とすことができない」といったお悩みを抱えておられる方には、ハウスクリーニング業者に清掃を依頼して、鏡の汚れをすべてすっきりと取り除いてもらうようにしましょう。
汚れの種類・状態にあわせて掃除方法を変えて対応してもらえるため、どのような汚れも綺麗に落としてもらえますよ。
おわりに
本記事では鏡の正しい掃除方法についてご紹介しました。
鏡掃除は、普段の掃除ではなかなか率先して実施しようとはならない掃除箇所です。
どうしても面倒に感じる場合は無理せず、プロのハウスクリーニング業者に依頼するようにしてくださいね。
日本おそうじ代行編集部
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