【浴室掃除】浴室床の黒ずみを落とす掃除方法とは?
2021.08.20水回り「浴室掃除をしようと思ったら浴室の床に黒ずみ汚れを発見してしまった…」という場合、どのようにして落とせば良いのでしょうか?
本記事では浴室掃除として、浴室床に付いた黒ずみ汚れの原因や黒ずみ汚れを落とす掃除法、業者による浴室クリーニングがおすすめの理由についてご紹介していきます。
浴室床の黒ずみ汚れの原因は何?
浴室床に黒ずみが生じる原因としては「水垢」「皮脂・石鹸カス」「カビ」の3つが考えられます。
水垢
水道水にはカルシウム・マグネシウムといったミネラル成分が含まれており、それらが乾燥すると固まって白っぽい汚れとなります。
これが水垢汚れの原因です。
皮脂・石鹸カス
浴室で身体を洗った時の皮脂・石鹸カスなどが床に残り、蓄積することでできる汚れです。
カビの発生原因にもなります。
カビ
水まわりである浴室は湿度が高いため、カビの繁殖条件として適しているのです。
またカビは上記のような皮脂・石鹸カスをエサとして繁殖します。
浴室床に付着した黒ずみの性質別、おすすめ洗剤
浴室床に付着した黒ずみの性質別のおすすめ洗剤についてご紹介します。
水垢の黒ずみには酸性洗剤を
水垢はアルカリ性の汚れに該当するため、逆の性質である酸性洗剤を用いて落とすのがおすすめです。
手軽なものであれば、ドラッグストアや100円ショップといったものでも購入可能な「クエン酸」が良いでしょう。
環境にも優しく、小さい子どもやペットがいるご家庭であっても安心して使用することができます。
また酸性洗剤の中でも強力な性質をもつ、「トイレ用サンポール」を用いる方もいます。
ただしこちらの洗浄力は強力なものであるため、取り扱う際には注意が必要です。
また酸性洗剤は金属を錆びさせてしまうなど変質してしまう恐れもあるため、使用した後には水洗いを念入りに行う必要があります。
皮脂・石鹸カスの黒ずみにはアルカリ性洗剤を
黒カビ・皮脂汚れといった黒ずみ汚れは酸性汚れに該当するため、アルカリ性洗剤を用いて落とすようにしましょう。
アルカリ性洗剤として代表的なものとしては、「重曹」「セスキ炭酸ソーダ」といったものが挙げられます。
黒カビには塩素系漂白剤を
アルカリ性洗剤の中でも、「カビキラー」「ハイター」といったものは強力なアルカリ性洗剤として分類され、黒カビのような頑固な汚れであっても簡単に漂白・除菌することができます。
汚れの種類・使用環境によってこのようなアルカリ性洗剤を使い分けるようにし、黒ずみ汚れを正しく落としていきましょう。
【浴室掃除】浴室床の黒ずみ汚れを落とす方法
浴室床の黒ずみ汚れを落とす方法を汚れの種類別にご紹介していきます。
クエン酸を使った水垢の黒ずみ汚れの落とし方
水垢の黒ずみはアルカリ性であるため、酸性の性質をもった「クエン酸」を用いて中和させ、汚れを落としやすくします。
まず、クエン酸を用いてクエン酸水を作ります。
400mlの水に小さじ2杯のクエン酸を混ぜます。
使いやすいようスプレーボトルに移し替えれば、クエン酸水スプレーの完成となります。
浴室床の水垢の黒ずみ汚れにクエン酸水を吹きかけて、ラップを上からかけラップした状態で1時間放置します。
時間が経ったらラップを剥がし、使用済み歯ブラシやスポンジを使って水垢をこすり洗いします。
シャワーをかけて洗い流せば完了です。
重曹を使った皮脂・石鹸カスの黒ずみ汚れの落とし方
皮脂・石鹸カス・カビなどの黒ずみは酸性であるため、アルカリ性の性質をもった「重曹」を用いて中和させ、汚れを落としやすくします。
まず、重曹を用いて重曹水を作ります。
50mlのぬるま湯に50gの重曹を混ぜます。
こちらもクエン酸スプレー同様、使いやすいようスプレーボトルに移し替えれば、重曹水スプレーの完成となります。
浴室床の皮脂・石鹸カス・カビなどの黒ずみ汚れに重曹水を吹きかけて、ラップを上からかけラップした状態で1時間放置します。
ラップを剥がして使用済み歯ブラシやスポンジを使って水垢をこすり洗いし、最後にシャワーをかけて洗い流せば完了です。
カビキラー・ハイターを使った黒カビの黒ずみ汚れの落とし方
塩素系漂白剤はその洗浄力が非常に強力なものであるため、直接肌に触れてしまうと肌荒れを引き起こしてしまう可能性もゼロではありません。
そのためゴム手袋を必ず着用するようにし、心配に感じる方はゴーグル・マスクといったものも着用するようにしてください。
気分が悪くなってしまうこともあるため、最初に換気を行った後、掃除に取り掛かるようにしましょう。
塩素系漂白剤・片栗粉などを同量に容器に入れてスプーンで混ぜ合わせ、完成したペーストを浴室床に塗り、ラップをかけてパックしてから20分ほど放置しておきます。
時間が経過したらラップを剥がし、ペーストを取り除いて水で洗い流して完了です。
浴室床に黒ずみが発生するのを予防するには?
浴室床に黒ずみが発生しないようにする予防法をご紹介します。
入浴後、シャワーで念入りに洗い流しておく
浴室から出る前に、壁や床にシャワーをかけて洗い流すようにしましょう。
とくに皮脂・石鹸カスといったものが付着しやすい壁・床・バスタブの外側には、1ヶ所につき5秒程度、水のシャワーをかけて汚れを洗い流すようにしてください。
なるべく水滴を残さない
水滴を残してしまうと水垢の原因になってしまう傾向にあるため、浴室から出る前にはしっかりと水気を取り除くようにしましょう。
スクイージーを使って壁・鏡などに付いた水滴を落とし、排水口に床・バスタブの底面に残った水滴を流すようにします。
最後にタオル・スポンジを用いて、残った水滴を拭き取って完了です。
換気をして湿気を逃しておく
湿気はカビが発生する原因になってしまうため、入浴した後には窓を開放し、換気扇を回して換気を行うようにしましょう。
黒ずみの繁殖を抑制する環境づくりを行うことが、予防の基本的なポイントとして考えられています。
定期的に掃除する
入浴後はとくに汚れが溜まりがちであるため、浴室用洗剤を床に吹きかけ、サッと洗い流すだけでも美しさは保つことができます。
また、少なくとも1週間に1度は念入りな浴室床の掃除を心がけるようにしましょう。
一番はプロ業者に浴室クリーニングを依頼すること!
「クエン酸や重曹を使って掃除してみたけど黒ずみ汚れが落ちなかった」「そもそも浴室掃除がちょっと面倒…」という場合はプロの業者に浴室クリーニングを依頼するのが良いでしょう。
水まわりの汚れというものは頑固汚れである場合が多く、自力で落とそうと思ってもなかなか思うように落ちないことが多々あります。
しかしプロの業者であれば、浴室の黒ずみ汚れの種類や状態に合わせて専用道具や洗剤を使い分け、しっかりと落として綺麗にしてくれます。
また浴室床の黒ずみ汚れに限らず、浴槽・鏡・天井・壁・ドア・窓など浴室全体のクリーニングを行ってくれるため、浴室をまるごとピカピカにすることができます。
おわりに
本記事では浴室掃除として、浴室床に付いた黒ずみ汚れの原因や黒ずみ汚れを落とす掃除法、業者による浴室クリーニングがおすすめの理由についてご紹介しました。
浴室床の黒ずみ汚れを落とすには「クエン酸」「重曹」を用いるのが効果的です。
ただそれでも落とせない場合は、無理せずプロの業者に浴室クリーニングを依頼するようにしてください。
日本おそうじ代行編集部
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