コバエ駆除におすすめの対策と予防方法
2022.05.26ハウスクリーニング夏場の暑い時期に差し掛かると、家の中に発生しがちになるのがコバエです。
本記事では、コバエ駆除としておすすめの対策と予防方法についてご紹介していきます。
コバエの種類と発生場所
家の中に発生するコバエの種類は、主に4種類だと言われています。
ショウジョウバエ
目が赤いのが特徴で、全体の大きさは2~3mmです。
生ゴミ付近によく発生します。
ノミバエ
脚が発達しており、跳ねるような動作で動きます。
全体の大きさは2mmほどです。
生ゴミ・排水溝・ペットの排泄物付近によく発生します。
キノコバエ
脚が発達しているため活発に歩くという特徴があり、全体の大きさは2mmです。
観葉植物の周辺によく発生します。
チョウバエ
身体全体が毛で覆われているという特徴があり、全体の大きさは5mmです。
洗面所・トイレ・浴室の排水口付近によく発生します。
コバエ駆除におすすめの方法
めんつゆトラップ
キッチンに発生しやすいショウジョウバエは、匂いが強い調味料を好みます。
この特性を活かし、めんつゆを使った罠、「めんつゆトラップ」を仕掛けます。
コバエを匂いで引き寄せ、洗剤入りの水で駆除していきます。
作り方としては、カップの中にめんつゆと水を1:1の割合で割ったものを1~2cmほどの深さまで入れるようにし、液体中性洗剤を数滴ほど垂らして完成です。
コバエが発生しやすい場所に仕掛けるようにして、2~3日程度様子を伺ってみましょう。
殺虫剤(スプレータイプ・捕獲タイプ)
コバエを見つけ次第、スプレータイプの殺虫剤を吹きかけて駆除する方法も一般的です。
ゴミ箱や排水溝など、事前にコバエが発生しそうな場所に吹きかけておくという方法もおすすめです。
また、捕獲タイプの殺虫剤もおすすめだと言えます。
コバエが好きな香りで誘い、中に入ったコバエを捕らえて駆除します。
スプレータイプと捕獲タイプを上手く使い分けるというのも効果的です。
アロマオイル
生ゴミを好物としているノミバエ・ショウジョウバエは、とくにアロマオイルの香りを苦手としています。
そのためコバエが発生する場所に小皿を置いて、そこに数滴アロマオイルを垂らしておくことで効果を発揮します。
中でも、コバエにとってペパーミントの香りは強烈だと言います。
コバエが大量発生する原因
コバエが大量発生してしまう原因として、コバエの産卵数・産卵期間が関係しています。
コバエの産卵し羽化するまでの期間は短く、1週間~10日ほどだとされています。
1度に産む卵の数は30~50個ほどであり、羽化してから2~3日以降には再度産卵するため、1度でもコバエが産卵を始めると短期間のうちに大量発生してしまうという仕組みです。
予防対策|コバエの発生を未然に防ぐには
ゴミは密封させておく
ゴミが入った袋を閉めずそのまま長時間置いていたり、ゴミ箱を開けっぱなしにしていたりすると、ゴミの臭いに反応してコバエが寄ってきてしまいます。
そのため、ゴミはできる限り密封させておくと良いでしょう。
排水溝・三角コーナーはこまめに掃除する
排水溝に食べ物カスが残ったままになっていたり、三角コーナーのゴミを捨てずにいたりすることで、コバエにとって良い環境を作ってしまうことになります。
日頃から掃除を行うようにし、その清潔さを保つようにしましょう。
観葉植物・ペットの排泄物にも注意
観葉植物・ペットの排泄物にも注意が必要です。
観葉植物には毎日水をあげなければなりませんが、あまりにあげすぎてしまうと根元が腐ってしまうこともあるため、一度に適量をあげるようにしましょう。
またペットの排泄物も放置せず、見つけ次第掃除するようにしてください。
おわりに
本記事では、コバエ駆除としておすすめの対策と予防方法についてご紹介しました。
今年の夏こそは「家の中でコバエを見かけない」を目標に、ご紹介した対策法・予防法を取り入れてみてください。
日本おそうじ代行編集部
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