畳を掃除する方法は?NGな掃除方法もご紹介
2022.01.28その他畳の魅力の一つでもあるのが、「イグサの落ち着く香り」。
吸湿・消臭などの機能面に優れているイグサではありますが、傷付けたり、ダニ・カビなどを繁殖させたりしないためにも取り扱い方には気をつけなければなりません。
本記事では畳を掃除する方法と、NGな掃除方法についてご紹介していきます。
畳の基本的な掃除方法
畳の基本的な掃除方法についてご紹介します。
畳掃除のポイントは畳の目に沿って行うこと
畳を自分で掃除する際には、畳の目に沿って行うようにしましょう。
目に逆らって掃除を行うと畳に傷が付いてしまったり、畳の隙間にゴミが挟まってしまったりします。
ほうき・掃除機などを用いて、髪の毛・ホコリなどを除去していきましょう。
畳の隙間に挟まった汚れは、掃除機やほうきではしっかりとかきだすことができない可能性もあるのです。
この場合、ほうきの毛先を用いて汚れを掻き出すというのもおすすめです。
掃除機は時間をかけて行う
掃除機をサッと表面だけかけたとしても、畳の隙間に入ったゴミや汚れを上手く除去できません。
急いで掃除機を往復させるというのではなく、ゆっくりと時間をかけて少しずつ動かすのがおすすめです。
またムラがないように、一定のスピードを保ちながらまんべんなく掃除機をかけていきましょう。
ほうきで掃き掃除をする際は、できる限り小刻みに掃くようにすると隙間のゴミも掻き出しやすくなります。
仕上げに乾拭きをして皮脂汚れを拭き取る
最後に乾拭きを行って、畳表面に付着した皮脂汚れを拭き取って完了となります。
畳は水分と相性が良くないため、基本的には水拭きではなく乾拭きにしましょう。
「でも乾拭きだけでは汚れが落ちない…」という場合は、強く絞った雑巾で水拭きを行い、その上から乾拭きで水分を拭き取っていきます。
1週間に1度、この流れの掃除を行うことで、畳の劣化を遅らせることができます。
畳を自分で掃除する際の注意点
畳が汚れてしまうと洗剤を使ったり、こすって汚れを落とそうとしたりしてしまいそうになるかと思います。
しかし、このようなことは畳を傷めてしまいやすいためNGです。
とくに強くゴシゴシこすってしまうと畳の奥に汚れが入り込んでしまうため、注意してください。
また、部屋の中の掃除でよく使用される「重曹」も畳には使用しない方が良いです。
畳との相性が悪く、黒ずみの汚れが残ってしまう可能性が高いのです。
プロの畳クリーニングを依頼するのも◎
自分で畳を掃除することもできますが、「畳と洗剤の相性が良いか」「洗剤の分量はどれくらいか」といった疑問も出てくるでしょう。
また畳の掃除を始めて行うという方が、掃除機を用いて畳を吸引したり、洗剤を付けて拭き上げたりすると畳が傷んでしまう可能性もあるのです。
畳の奥深くに入り込んだダニ・ダニの死骸・ダニのフン、微細な塵・ホコリといったものを吸引できないという問題も挙げられるでしょう。
そのような心配を抱えている方に向けて、プロの業者に畳クリーニングを依頼することをおすすめします。
プロの業者は、私たちが取り除ききれない汚れをすっきりと除去してくれ、畳を綺麗にクリーニングしてくれます。
「長年ずっとこびりついていて、取れなくなっている…」という畳のシミにも効果的です。
「これまで畳を一度も掃除したことが無くて、一度徹底的に綺麗にしてみたい」という方は、ぜひプロのハウスクリーニングに畳クリーニングを依頼してみてください。
おわりに
本記事では畳を掃除する方法と、NGな掃除方法についてご紹介しました。
畳は個人で掃除することもできるのですが、畳内部奥に汚れが入り込んでしまっていることがあり、このような汚れを取り除くのは非常に難しいです。
プロの力を借りて、畳の内側から汚れを掻き出してすっきりと清潔な畳にしてもらいましょう。
日本おそうじ代行編集部
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